〇予知夢
ガリレオシリーズ二作目です
と言っても、3作目を先に読んじゃっていますが
短編なので問題ないですね
"夢想る(ゆめみる)"が1番面白かったです
すごく不思議な現象で、気になりました
謎が解けてしまえば、
なんや~!そういうことか~!ということが多いのですが、
オカルトチックに描かれているから、気になっちゃいますね
"夢想る"では、女の子の父親が仕事でシンガポールにいることになっていたり、
"霊視る(みえる)"では、被害者の女性が
シンガポールに旅行に行く予定だったり、
シンガポールが2回も出てきたのが嬉しかったです。。笑☆
私の第二の故郷でありますので。。
〇パラレルワールド・ラブストーリー
主人公がタカシさんですよ!
漢字は崇史やけどね
この崇史さんが、本当にまぁ、悪い方で
私は好きになれないな
相手のことや自分のしてしまったことを考えて
自己嫌悪に陥ったりもするのですが、
結局はあっさりと自分に都合の良いように行動してしまってるし
いくら悩みながらでも親友を裏切っていることに変わりはないですよね
親友の智彦は立派です
ストーリーは、崇史が一目惚れした「真由子」が
親友・智彦の彼女である章と、崇史の彼女である章の2つを
交互にして展開されています。
崇史はだんだん混乱して、真実を突き止めようと動き出すのですが、
読んでいる私も、今どっちの章やったかな!?と一瞬混乱しちゃったり。。笑☆
真実に辿り着くまでが結構長いですが、
気になるし、面白かったです
主人公が自ら謎に迫っていくのは、「ダイイングアイ」に似ているかも。
そして、何度も出てきた「アーモンド形の目」という表現は
白夜行でも使われていましたよね
東野さんは、アーモンド形の目が好きなのかな?
キーワードである『記憶』について。
過去の記憶を都合よく改編できたら、嫌な思い出を消し去ることができるし
生きやすいのかもしれない。
頑張って乗り越えた苦労等は消しちゃったらもったいないと思うけど。
でも、思い出すだけで辛くなる記憶とかなら、
うまく改編できると良いかも知れないと思いました。
電車が並んで走るシーンは、山手線で、実在するらしいですね
電車マニアなので、ちょっと行ってみたい。。笑☆
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