東野圭吾作品レビュー
〇嘘をもうひとつだけ
加賀恭一郎シリーズです
登場人物が少なく、ほぼ犯人と加賀さんの会話だけで進んでいくので、
犯人はすぐに分かるのですが、
どうやって殺害したの?動機は?と気になる感じです
結構、ありきたりな感じかも
それにしも、加賀さんのキャラが、新参者の時と全然違うねー
新参者の時は、ほのぼの良い人~♪という感じだったのですが、
今回は、ねちっこい、しつこい人~って感じ?
加賀さん、すぐに犯人が分かっちゃうんですね
いろいろ質問するけど、分かった上での質問なんですよね。。。
すごいなぁ
〇変身
堂元先生が、なんか嫌だったな
人の命とか、感情とかを、何だと思っているんだろうー。
主人公成瀬の
256ページから257ページのセリフが、心に残りました
生きているというのは、単に呼吸しているとか、心臓が動いているとかってことじゃない。。。
ってとこね
自分を失ってまで生きることに、何か意味があるのかなぁー?
あとね、ちょっと疑問に思ったことが。
①嵯峨弁護士は、車の中で、"そういえば京極(犯人)もピアノが上手かった"とかいう
意味のことを言ったのですが、不自然です。。普通言うかなぁ?被害者の前で。
しかも、この人良い人だから、言うことが不自然ですー。
②結局、看護婦の橘さんは、何がしたかったのかなー。
よく分からなかった(>_<)堂元医師の研究とは別みたいだし、、、
③堂元さんが、最後に嵯峨さんが事情を聞きに来た時に、すべてを正直に話したというのが。。
不自然ですーーー。
どういうことなんだろうーーーー(>_<)
あとね、「すぐに分かった!」っていう人が多かったみたいですが、
主人公が誰の脳を移植されたのか、、私はなかなか気付きませんでした!笑☆
ぼーっと読んでたのかなぁ
あとは、タイトルの『変身』という言葉が、すごく軽く感じられるのは、私だけでしょうか?笑☆
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