岸本葉子さんの、『四十でがんになってから』という本を読みました
乳がんや子宮頸がんなど、若い女性がかかりやすい癌もありますが、
やっぱり、癌というと高齢者というイメージがあります。
だから、40歳という若さで癌の告知を受けたら、絶対に辛いですよね。
そんな不安な状況でも、頑張って生きている方の本を読めば、
何か、私が頑張って生きるためのヒントが見つかるのではないかと思い、
読んでみたのです
私は癌患者ではないので「分かる!」というのは違うのかも知れませんが、
うんうん、なるほどー!と思うことが、たくさんありました。
《がん患者においては、何をしてもいい状態が、す
なわちストレスのない状態ではけっしてない。
むしろリスクがありながら、それに対し、「何もしていない」ことが
焦りをつのらせる。
「何かしている」と感じられるもののある方が、心はよほど安定する。》
癌患者は、普通にしていたって、再発の恐怖がストレスになっているんだから、
普段からストレスがないことを前提に話されると、違う!と思うんですよね。
だから、ストレスを溜めることが良くないよー!とか言われても、
そう言われることがストレスだ!!となるんですよね。
(私もそうなんです。気持ちを分かってくれてない!ってなってしまう。)
癌ではなくても、ストレスを溜めやすい性格と溜めにくい性格と言うのもあると思うし。
ストレスとの付き合い方って、難しいですね。
でも、こういう本を読むと、自分だけじゃないって思えるから良いです。
ちょっとだけ、安心できます☆☆